2002.12.14

本日、赤穂は義士祭です。本当かどうか300年目に当たるそうですが、お参りは午後にして、午前中近場の調査に出ました。ただし、久しぶりに大蔵省が視察を兼ねて乗船する事になりました。鶴島の東、あきません。島に沿って網が入っていました。あわせて底引きがすぐ近くを引いているし、漁師さんがナマコ漁?をはじめました。鹿久居の方に移動して何回かアンカーを入れましたが、本当に釣れませんでした。小魚がエビを突いているようですが、あたりも出ませんでした。

お客もいるし、何か持って帰るべしと、操業中の漁師さんに声を掛けてカキを分けてもらいました。遠くから見ていると、たくさんのカキを水揚げしている様に見えますが、バッカンに一杯入れてもらおうとすると、山になった殻をかき分けながら15分ぐらいかかって揃えて頂きました。100個ぐらいありましたが、通常の半値以下で入手完了。ただし本来漁協を通さなければいけませんので、これは内緒です。家で酢ガキと焼きガキにして食べましたが、とっても美味しく頂きました。

網に入れて海でザブザブ洗いました。
2002.12.15

今日はお客の予定がキャンセル。このところサッパリ釣れないもので、恐れをなしたのかな。1人で7時半に出船。家島の予定でしたが、急遽変更して沈船に向かいました。到着すると先客がいましたので、遠慮して端の方で流していますと、パラパラですが小さいガシラが釣れました。その内、先客が帰りましたのでアンカーを入れてのんびり釣り始めました。すぐにグイグイ引きながら、35cmのアブラメが釣れました。しばらくして24cmのメバルが釣れ、今日はいけるぞと思ったが、勘違いだったようです。

27m位から上げますので、みんな仰向けです。
今日は1人なのでアンカーは大仕事。すぐに位置がずれてしまい、棚が取りづらく根掛りも増えて、沈船はやはり難しいです。最初は小さいガシラを放流していましたが、すぐに鳥の餌になりますので全てイケスに入れました。昼を過ぎて気力が衰えてきましたので、しばらくしてから、ゆっくり帰港しました。ついでに赤穂沖の海苔網の位置もインプットしましたので、夜釣りの準備もOKです。
全部で20匹でした。 本日のお持ち帰りです。
昨日、生きた松葉ガニを3つ頂いてしまいましたので、この釣果と、昨日仕入れたカキをお返しさせて頂きました。アブラメの刺身は次回までお預けです。本日は穏やかで、しかも暖かい釣行になりました。感謝します。